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Your Back Teeth Matter

奥歯がなくても
「噛めているから大丈夫」
は、本当ですか?

見えにくい奥歯。1本なくなっても困らないように感じますが、噛む力は確実に落ち、食事と体の衰えにつながることがわかってきています。

食事中に奥歯で噛みにくそうにしている女性のイメージ写真
※写真はイメージです
Self Check

こんなこと、ありませんか?

ひとつでも当てはまれば、
奥歯で噛む力が落ちはじめているサインかもしれません。

奈良県歯科医師会で担当した「いい歯のコンクール」のアンケートでも、歯を4本ほど失ったころから「食べる速度が遅くなった」「食べにくくなった」という回答が増える傾向が見られました。

The Domino Effect

奥歯から始まる
「衰えのドミノ」

ここで止めたい
01

奥歯を失い、
噛める物が変わる

02

食べにくく、
時間がかかる

03

食事が
炭水化物に偏る

04

筋肉が落ち、
体が衰える

05

転倒や
認知機能の低下へ

主食肉・魚野菜しっかり噛めるとき主食肉野菜噛みにくくなると主食=ご飯・パン・麺類 ※食事の偏りのイメージ図です

噛みにくいと、食事はこう変わる

歯を失うと、噛みにくい肉や野菜が減り、やわらかい炭水化物が中心になっていくことが報告されています。参考文献 7

うまく噛めない人の
たんぱく質・野菜・肉の摂取量
約1割少ない
地域の高齢者509名の研究参考文献 7
オーラルフレイルの人が
要介護になるリスク
約2.4倍
2,011名を追跡(柏スタディ)参考文献 4
歯が19本以下で入れ歯を
使っていない人の転倒
約2.5倍
1,763名を約3年追跡参考文献 5
※「関連がある」ことを示した研究で、歯の治療でこれらを予防できることを示したものではありません。歯が19本以下の人は認知機能の低下を自覚する割合が高いという報告もあります(参考文献 6)。
The First Molar

なぜ「6番目の歯」が大切なのか

6番目の歯(第一大臼歯)の位置を示した下あごの歯並びの断面イラスト
6歳ごろに生えてから、ずっと噛み続けてきた大きな奥歯。
長く働いてきたからこそ、噛み合わせの中心になる歯です。

奥歯を1本失った側の、噛む能力の低下

6番目の歯第一大臼歯
約21%
7番目の歯第二大臼歯
約12%

大臼歯を1本失った156名の研究で、治療をしていない方を比較した結果。入れ歯などで補った方も、歯がそろっている側の水準までは戻っていませんでした。参考文献 1

たった1本でも、噛む力ははっきり落ちる。
6番目の歯は、その影響が特に大きい歯です。

Feeling vs Reality

「噛めている」と
「しっかり噛めている」は違います

4番から7番まで歯がそろっている下あごの断面イラスト
歯がそろっている
5番までしか歯がない短縮歯列の断面イラスト
5番まで(短縮歯列)本人の感覚:「噛めている」
実際の噛む能力:約30〜40%低い

短縮歯列で「噛みにくい」と答える方はごくわずか(参考文献 3)。しかし実際に測ると、食べ物を砕き混ぜる能力は大きく低下していました(参考文献 2)。

この「自覚とのズレ」が、奥歯の欠損が見過ごされる理由です。

Options

失った奥歯を補う方法

そのまま

歯を失ったままにして奥の歯が傾いた状態のイラスト
  • 噛む力は落ちたまま
  • まわりの歯が傾く・伸びる

部分入れ歯

1本分の部分入れ歯:クラスプとレストで両隣の歯にかけるイラスト
  • 外科処置なし・保険適用可
  • 噛む力の回復は低下分の約半分参考文献 2

ブリッジ

削った両隣の歯にブリッジをかぶせるところのイラスト
  • 保険適用可
  • 両どなりの健康な歯を削る
  • 一番奥の歯がないと原則不可

インプラント

インプラントで奥歯を補ったイラスト
  • 自分の歯に近い噛み心地
  • まわりの歯を削らない
  • 外科処置が必要・自費診療

※イラストは説明のための模式図です。

比較表で詳しく見る
そのまま部分入れ歯ブリッジインプラント
噛む力落ちたまま一部回復比較的回復自分の歯に近い
まわりの歯への影響傾く・伸びるバネをかける歯に負担両隣を削る削らない
一番奥の歯がない場合—対応できる原則できない対応できる
外科処置なしなしなし必要
費用—保険適用可保険適用可自費診療
Our Policy

可能であれば、インプラントで
「しっかり噛める奥歯」を。

奥歯でしっかり噛めることが、食事と体を守る最初の一歩だと考えています。ただし、インプラントがすべての方の正解ではありません。お口と全身の状態、ご予算、ご希望をうかがい、入れ歯やブリッジも含めて公平にご説明します。インプラントが難しい場合も、できるだけ噛める入れ歯を精密にお作りします。

Beyond Treatment

「噛める歯」を、「噛んで食べる毎日」へ

歯を補うだけでは食事はなかなか変わらない、という研究報告があります。当院は治療のあとまで支えます。

Check

お口の機能の検査

噛む力・舌の力・飲み込む力を数字で確認

Advice

食事とトレーニング

結果に合わせた食事の工夫とお口の体操

Maintenance

定期メンテナンス

噛める状態を長く保つための定期チェック

Cost & Risks

費用とリスク

インプラント治療(1本)550,000円(税込)
ガイドデントによる保証(ご希望の方)別途費用が必要です

※骨を増やす処置などが必要な場合は別途費用がかかります。治療前に必ず総額をご提示します。※インプラント治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。※医療費控除の対象です。

インプラント治療のリスク・副作用

当院では、歯科用CTによる精密診断、全症例でのサージカルガイドを用いた手術計画、治療後の定期メンテナンスで、リスクをできるだけ小さくすることに努めています。

インプラント治療について詳しくはこちら →
Q & A

よくあるご質問

奥歯が1本ないだけですが、治療した方がいいですか?

1本でも噛む力は落ち、特に6番目の歯(第一大臼歯)は影響が大きいことが報告されています。そのままにすると、まわりの歯が傾いたり、噛み合う歯が伸びてきたりして、噛み合わせ全体に影響することがあります。まずは一度、今の状態を確認させてください。

痛くもないし、噛めているので困っていないのですが。

奥歯を失っても「噛めている」と感じる方は多いのですが、実際に測ってみると噛む力は大きく落ちていることがあります。噛む力の検査で、ご自身の状態を数字で確認することもできます。

入れ歯とインプラント、どちらがいいですか?

どちらにも良い点と注意点があります。インプラントは奥歯でしっかり噛む力を取り戻しやすい一方、外科処置と費用が必要です。入れ歯は外科処置なしで補えますが、噛む力の回復は限られます。お口と全身の状態、ご希望をうかがって一緒に考えましょう。

高齢でもインプラントはできますか?

年齢だけで判断することはありません。全身の健康状態とあごの骨の状態を確認して判断します。持病のある方は、かかりつけ医と連携しながら進めます。

相談だけでもいいですか?

もちろんです。その場で治療を決めていただく必要はありません。

Message
体の衰えは、ある日突然始まるのではありません。
最初の一枚のドミノ、
「奥歯でしっかり噛めること」を守りたい。

高齢者歯科保健委員会で地域の方々のお口を見てきて、奥歯を1本失い、少し食べにくくなり、歯ごたえのあるものを避けるようになる——その小さな積み重ねが、何年もかけて体力の低下につながっていくのを感じてきました。お肉を噛み切れる、生野菜をバリバリ食べられる、家族と同じものを同じ速さで食べられる。そんな毎日を長く続けていただくために、まずは今のお口の状態を知ることから始めませんか。

吉田歯科医院 院長 吉田 賢慈

奥歯のこと、一度ご相談ください。

その場で治療を決める必要はありません。

吉田歯科医院
〒636-0002 奈良県北葛城郡王寺町王寺2-6-12 服部ビル4F(ヤオヒコの入るビル・左手エレベーターで4階へ)
JR大和路線 王寺駅 南口 徒歩4分/近鉄田原本線 新王寺駅 徒歩4分
診療時間:月・火 9:00〜19:00/水・金・土 9:00〜17:00 休診日:木・日・祝(祝日のある週は木曜に振替診療)
参考文献
  1. Yokoyama M, Shiga H, et al. Masticatory performance with one missing molar. J Oral Sci. 2023;65(4):243-245.
  2. Liang S, Zhang Q, Witter DJ, Wang Y, Creugers NH. Effects of removable dental prostheses on masticatory performance of subjects with shortened dental arches: A systematic review. J Dent. 2015;43(10):1185-1194.
  3. Witter DJ, et al. Shortened dental arches and masticatory ability. J Oral Rehabil. 1989;16:27-33.
  4. Tanaka T, et al. Oral frailty as a risk factor for physical frailty and mortality in community-dwelling elderly. J Gerontol A. 2018.(柏スタディ)
  5. Yamamoto T, Kondo K, et al. Dental status and incident falls among older Japanese: a prospective cohort study. BMJ Open. 2012;2(4):e001262.
  6. Kiuchi S, Kusama T, et al. Longitudinal association between oral status and cognitive decline by fixed-effects analysis. J Epidemiol. 2021.
  7. 長寿科学振興財団「高齢者の栄養と口腔機能の関わり」(Iwasaki M, et al./Motokawa K, et al. の研究を紹介)
  8. 奈良県歯科医師会「いい歯のコンクール」アンケート結果
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